親や上司の洗脳を解く方法
こんにちは!豆柴大家です。
最近、私のいるシンガポールは雨季のせいか雨がよく降っています。
東南アジアでもこんなに涼しくなるんだ~とびっくり。
もうすぐ2019年の終わりを暗示しているかのようで、寂しくなります(/_;)
先日、50代でお子さんが就職活動中の友達と話していたら、びっくりしました。就職させたい企業が私の就活中と変わっていなかったのです!例えば、下記のような条件の会社に入れたいそうです(お子さんは女性)。
- 安定している大企業
- ある程度給与がよくて、終身雇用(今あるのかな)
- 20代~30歳前半で結婚させたいので、会社の男性も堅実な会社
終身雇用や年功序列が崩壊して、「大企業」といえど今度どういう時代になるかわからないのに、安定ってあるのかしら?
と思ってしまいましたが、私が子どもにどんな職業についてほしいかと聞かれたら、結局同じようなことを答えてしまいそうです。
- 会社員は「安定」なんて今や本当かどうかもわからないのに、何故こんな風に考えるのか?
- またそんな植え付けられた価値観をどうやったら払拭できるのか?
について今日は書きました。
<目次>
日本人に植え付けられた価値観
未だに日本人の多くは「サラリーマン神話」に洗脳されていると思います。
サラリーマンは一生安泰、
就職先はサラリーマン、
嫁ぎ先はサラリーマン、
人口が減っても、
年金がおりなくなっても、
政府がなんとかしてくれる。
誰かがなんとかしてくれる。
そんな風潮が未だにあると思います。
会社の中で頑張っていれば報れる。
長く勤めていれば昇給できる。
老後もなんとかなるだろうと。
でも、お金の本を少しでも読めば、収入が会社員給与だけの場合は
絶対にお金持ちにはなれない。
定年まで働けたとしても、老後のお金は足りない。
悲しい現実ですね。
会社は給与をくれる存在なので素晴らしいですが、
どれだけ優秀な人でももらえる給与はそんなに多くなく、
富める一部の人はどんどんお金持ちになる仕組みが出来ているなのだと思います。
(過去記事参照↓)
それでも怖いのは会社に依存していることで、
会社員の同僚の中に身を置いているとそれが心地よくなってしまうことです。
洗脳を解くことが何故大事か
洗脳を解くことが何故大事か
色々なデータが将来危ないよ!と示してくれていて、
自分がもし社長になったとしてももらえる給与は限られているのに、
何故、会社員でいれば大丈夫と、それでも思ってしまうのか。
それは幼少から親やメディア等に植え付けられた「洗脳」によるものと私は解釈しています。
投資やいずれは独立したいと思っても、なんでこんなに怖いと思うのでしょうか。
自分の目の前の真実を直視して、新しいチャレンジをするには「洗脳」を解かないといけないと思います。
洗脳を解くためのポイント
洗脳を解くためのポイント①罪悪感の押し付けに気づく
洗脳を仕掛ける人は、罪悪感を押し付けると言われています。
「〇〇のために言ってるの。」
親や上司が言いそうな言葉ですが、相手のために言ってるという言葉を使うので言われた方も勘違いしやすく、その言葉を受け入れやすいです。それが子供の頃なら尚更です。
洗脳を仕掛ける人は悪い意図があって言っていない場合が多いので、実は厄介です。
罪悪感を押し付けてくるような言葉を言われたら、相手が言ってることと真実を見比べたうえで、相手の言葉を受け入れるかどうか判断するといいです。
洗脳を解くためのポイント②自分の中大事な事を改めて気づく
洗脳を解くのは意外と大変で、私もやっぱり会社員を卒業するとなったらすごくすごく怖いと思います。日本だと特にに周りと違うことを嫌いますから、世間体なんかもきになります。また定期収入が入らないのも怖いと思ってしまうでしょう。
上で言う洗脳は、「会社員は素晴らしい」というもので、
それは感情的に否定するのは難しいと思うのですが、
そういう場合は改めて自分の中で何が大事か改めて考えて、植え付けられた価値観と自分の大切なものどちらが大事かを天秤にかけるのがいいと思います。
上の例でいえば、
①一生会社員でいる(安全なはずだから=居心地がいいから)
と
②投資を行って会社員を卒業して独立する(働けなくなるリスクや老後の事を考えて家族を守る)
を比較するということです。①<②となれば、リスクがあっても勉強して投資ができるという判断ができます。
因みに、判断する際は出来る限り、定量的に理性的に判断すると古い価値観を呼び起こさず判断ができると思います。
洗脳を解くためのポイント③第三者にガツンと言ってもらう
人間って面白いもので理性だけでは判断できないんですよね。
でも論理的に頭でわかっていれば、それを第三者に話して、まとめてもらうことも大事かと思います。第三者といっても家族や友人はそれぞれの思惑があると思うので、できれば本当に自分とは関係ない人に話して、自分の言ってることをまとめてもらうと効果的かと思います。例えば下記。
- 心理カウンセラーに話してみる
- 占い師に相談してみる(うーーん)
悩んでいる時は相手の言葉を鵜呑みにしやすいので、占い師がもし商売し始めたら聞くのをやめた方が良さそうですね(笑)。でもポイントは自分の頭の中でぐるぐる考えるのではなく、口に出して、それを他人から再度言ってもらうという事だと思います。
参考図書
さて、伝わりましたでしょうか?
私もデータや本で読めば、今のままだといけないということはわかりますが、油断すると「まぁ、大丈夫かな~」と臭いものには蓋をしがちです。でも、行動しなければいけないと思うので、色々な方法で正しい道を探っています。
私の拙い言葉だとわかりづらかった方は下記の本をご参照ください。
洗脳を解くというよりか、職場や友人の人間関係の中に潜む「害がある人」の精神構造について書かれている本です。
攻撃欲が強い人がどのように相手を攻撃するか(洗脳して、攻撃する)が書いてあり、とても興味深く参考になりました。怖いのは攻撃欲の強い人は本人が無意識の場合が多い問う事です。それは親や友人等、新しい事にチャレンジしようとした時に「ストッパー」となる考えを植え付ける人と一緒だと思いました。
本日はここまで!良い一日をお過ごしください。
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🐕:今日はだいぶシリアスだったかな~。