豆柴大家の大逆転 不動産投資 ~目指せワン!ミリオン~

会社員で大家の不動産投資家です。悪徳業者からの購入でスタートし、失敗してもあきらめない!をモットーに愛犬の豆柴と一緒に日々の奮闘を綴ります。不動産で苦しい想いをする人を少しでも減らせるように、一緒に豊か暮らしを実現しましょう!

消費税還付を受けると、その後の消費税もかなり支払う事になる話

 

 

こんにちは、豆柴大家です🐕

 

不動産や太陽光発電取引を実施している人中には、消費税還付を受けている方もいると思います。

 

消費税還付を受けるということは、消費税事業者になるということで当年度のみならず、複数年にわたり消費税を支払うことになります。

 

正直、思った以上に消費税の支払金額が多く、消費税還付額を食いつぶしていて驚いています。今後太陽光発電の購入を検討している方は、消費税の支払額も視野に入れて投資判断をした方がいいと思います。そのため、本日は消費税事業者になった後、自分が支払う消費税の金額の算出方法について書きます!

 

【目次】

 

太陽光発電投資の消費税還付っていくらもらえるの?(前置き)

今回は太陽光発電を前提に書きます。

太陽光発電の消費税還付額は簡便的には下記の式で求められます。

 

太陽発電購入価額 x 10%(消費税率)

例:2000万円 x 10% =200万円

 

消費税還付を実施する際に、既に課税売上がある場合はその課税売上分の消費税額を控除しますが、一旦ややこしいので説明を省きます。

 

大事なのは、太陽光発電投資の目標が消費税還付を受けることであるならば、

本当にそれってうまみがあるの??ということを計算してから判断した方がいいと言っています。何故なら、金額だけ見ると大きな現金が入って得な気がしますが、その後払わないといけない金額も多いからです。

  

消費税還付後の消費税支払い額の算出方法

消費税支払い額の算出式は以下の通り:

 

消費税支払い額 = 課税売上 x 10%(消費税率)ー 課税仕入 x10%(消費税率) 

※課税売上が多い場合を想定して、課税売上から課税仕入れを引く式としている

 

日々サラリーマンとして生活していると消費税は払うばかりだけど、会社では消費税の預かりと仮払いどちらが多いかを毎期集計して、金額が大きい方によって消費税の還付か支払を決めています。

 

元々不動産投資は免税事業ですが、消費税還付を受けるには自ら消費税課税者として登録するため、会社と同じように消費税の申告と支払い(通常の不動産事業の場合、支払いとなる)が発生するという訳です。もう少し詳しくみてみましょう。

課税売上に該当する項目は?(太陽光発電投資と不動産投資の場合)

  • 太陽光売電収入
  • 不動産の店舗の家賃収入
  • 不動産の自動販売機収入
  • 不動産の広告収入

 

課税仕入れに該当する項目は?(太陽光発電投資と不動産投資の場合)

  • 太陽光発電購入代金(初年度のみなので、還付以降はかからない)
  • 太陽光発電に関わる草刈代金
  • 太陽光発電に関わるメンテナンス代金
  • 不動産の修繕費用(*仕入のうち、不動産事業の課税売上が占める割合分)
  • 不動産の会議費等のその他費用(仕入のうち、不動産事業の課税売上が占める割合分)

*例えば、不動産収入月100万円のうち、店舗収入が月20万円であれば20%分が対象。

具体的な消費税の支払額(太陽光発電投資と不動産投資の場合)

1年目:

2000万円の太陽光発電を購入して事業を開始し、消費税還付を受けた。

2000万円 x 10% =200万円 

 

開始時には消費税売上がない事を前提として、200万円を還付でもらえた

 

2年目:

課税売上は

・太陽光売電収入=月20万円 x12カ月=120万円

・不動産の店舗の家賃収入=月30万円 x12カ月=360万円

合計480万円

 

課税仕入

太陽光発電に関わる草刈代金=年間10万円

太陽光発電に関わるメンテナンス代金=年間20万円

・不動産の修繕費用=年間150万円 x30%(不動産収入のうち店舗収入が3割と仮定)=45万円

合計75万円

 

消費税支払額=課税売上480万円 x  10%-課税仕入75万円 x10%=40.5万円

 

課税売上(消費税預かり)の方が課仕入れ(消費税仮払い額)より大きいため、消費税を支払うポジションとなり、消費税申告後に.40.5万円を税務署に納税する。 

 

3年目: 

2年目と同様の計算をするため、40.5万円消費税を納税する。

 

1~3年目合計:

1年目:200万円をもらう

2年目:40.5万円払う 

3年目:40.5万円払う 

 

合計すると消費税還付の効果(うまみ)は

200万円ー40.5万円 x  2=119万円 となります

 

まとめ(消費税還付を受けるとその後、消費税もかなり支払う事になる話)

本日紹介したことは前提を置いて計算しておりますので、是非ご自身の場合はいくらか計算してみてください。思ったより支払う金額多くて(うまみが少なくて)驚かく方もいるのではないでしょうか?(勿論119万円をリスクと照らし合わせて多いとみるか少ないとみるかは自分次第です)

 

また、気を付けていただきたいのは、今回は消費税還付を行うこと(しいては太陽光発電投資を行うこと)で発生する費用の一部を紹介したにすぎません。他にもかかってくる費用はあります。パネルの会社や税理士さんとよく話した上で、本当に効果的な投資か判断していただければと思います。

 

投資を始めるとサラリーマンでは知りえないような情報ばかりで、結局やってみて初めて分かることも多いです。全然儲からないじゃん!ということも往々にしてあるかもしれませんが、これも結局は情報の差です。是非、信頼できる方を味方につけて豊かになれる投資をしていただけたらと思います!

 

私も投資を始めた時にそういう情報にアクセスできていたら、、、

そして信頼できる人に相談できていたら、、、

そんなことを思ってこのブログを綴っています。

 

それでは本日もお元気で🐕

 

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🐕:計算すると眠くなっちゃうんだけど、みんなはすごい仕事をしてる人たちでしょ?言われるがままに買わないで、きちんと自分で考えて判断してね(それで役に立ったら僕に美味しいおやつを買ってね!)。