スルガ銀行公表の不正融資の具体的な内容＜第三者委員会調査報告書より＞
こんにちは！豆柴大家です。
スルガ銀行の不正融資の具体的な内容についてご質問をいただきましたので、概要をまとめました。下記の内容に一つでも当てはまる方がいらっしゃいましたら（多数いらっしゃると思いますが）、それは不正の被害を受けたということだと思います。
どうか主張すべきことは主張して、必要な手立てをとってください。
◆不正融資の具体例
- 通帳と自己資金確認書類の偽装
- 収入関係の偽造
- レントロールの偽造
- 事業計画の偽造
- 手付け金・中間金領収書の偽造
- 無担保ローンの抱き合わせ販売
◆どこで確認すればよいか
スルガ銀行のHPにて第三者委員会の調査報告書と今後の当社の対応ついてというページの中で、公表されています。
- 第三者委員会調査報告書（要約版）・・・17ページ
- 第三者委員会調査報告書（全文）・・・338ページ
- ➡こちらで確認可能です
https://www.surugabank.co.jp/surugabank/kojin/topics/180907.html
◆不正融資の内容
第三者委員会調査報告書の中の内容の不正融資の箇所を下記のように、不正内容ごとにまとめました。
１．通帳と自己資金確認書類
- スルガ銀行では10％の自己資金を投資家に要求する運用だが、用意できない投資家へは不動産を販売した業者が10％の自己資金があるかのように偽装する工作が実施されていた
２．収入関係の偽造
- 収入が実際よりも高いかのように見せかける行為があった（源泉徴収の偽造）
３．レントロールの偽造
- 収益不動産ローンの融資基準は満室想定収入の70％を返済原資とみて融資限度額を算出
- 可能な限り貸付額を増やすため、レントロールの偽造が指示された
４．事業計画の偽造
- スルガ銀行では物件購入後の事業計画を予測し、投資家のＣＦが融資の返済を上回るかを検証することが義務付けられていた
- 管理費、修繕費、保険料の予測を実態よりも過少に表記され、事業計画をよくする取り組みが取られた
５．手付け金・中間金領収書の偽造
- 自己資金が無いものについて、通帳の代わりに手付け金の領収書を偽造して自己資金があったかのように見せることも行われていた
６．無担保ローンの抱き合わせ販売
- 収益不動産ローン全体に無担保ローンの抱き合わせ販売、定期預金、積立定期の抱き合わせ販売を強く奨励された
もし、今後どのような対策をとればいいか悩んでいる方がいらっしゃいましたら、一緒に考えられればと思います。
どうか歩みを止めず、前進できますように！！
それでは、良い一日を！
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（可愛い黒柴ちゃんをみつけたよ♡僕と同じサイズだ！）
